夏に向けて脇やすねの脱毛をされる方が多くなりました。
当院はゆっくり皮膚に熱エネルギーをいれてゆく、蓄熱式のソプラノという機械を使用しています。一般のエステの光脱毛や古いタイプのレーザー脱毛器のように、急激に熱エネルギーを毛根にあてないので、やけどや色素沈着や毛が太くなるという副作用はほとんど認められません。
最初は緊張されていた患者さんも、男女を問わず、一度、体験すると、あまりの楽さに今度は違う部位を希望される方が多いです。
男性のすねや口周りのひげですら、痛みはかなり少ないほうです。（ネットで出ているような無痛という表現は施行部位によります）

ただ、徐々に熱エネルギーを上げるということは、それだけ施術時間がかかるということでもあります。
患者さんも飽きるし、横になっているとはいえ、疲れるでしょうし。最近、同じ蓄熱式でも３分の１～４分の１の短時間で出来る機械が開発されたそうですが（ソプラノアイスではなく）。

しかし、いくら蓄熱式といえども、短時間で脱毛を完成させる、つまり毛根にダメージを与えるためには、それだけ皮膚にも刺激や副反応が起こりうるのではないかとどうしても考えてしまいます。
知らずに日焼けした後に、強いエネルギーを与えれば問題が生じるでしょうし。
やはり、安全第一だと思われます。

2015.06.15