例えば円形脱毛症という体の毛が抜けてしまう病気がありまして、治療に薬を飲んだり、塗ったり、機械で紫外線をあてたり、液体窒素で冷やして刺激を与えると、かなり治ってくるのですが、多分に原因が精神的なところにありますので、処置も儀式的で精神療法的なやりとりが必要になります。
ところが治療中に携帯が鳴り始めたりすると、その心理学的雰囲気が一気に壊れてしまい、何だか効果が半減するので、円形脱毛症にかかわらず、やはり携帯電話はマナーモードにした方がいいようです。

2018.02.20