足のかゆみや皮むけがあると、「水虫だろう」と考えて市販の水虫薬を塗り続けている方は少なくありません。しかし、2~3週間使っても改善しない場合は、本当に水虫なのかを見直す必要があります。
足の湿疹やかぶれなど、水虫によく似た皮膚病は数多くあります。こうした病気に抗白癬薬を塗り続けると、薬にかぶれてしまうことがあります。さらに、皮膚のバリア機能が低下すると細菌感染を起こし、赤く腫れたり、痛みや膿を伴ったりして、症状がかえって悪化することもあります。
また、「消毒すれば早く治る」と考えてアルコールや消毒液を使う方もいますが、消毒薬は皮膚への刺激となり、炎症を悪化させることがあります。家庭での消毒は基本的に必要なく、患部は石けんでやさしく洗い、清潔を保つことが大切です。
水虫かどうかは、皮膚科で白癬菌の有無を調べることで診断できます。治らないからと薬を塗り続けるのではなく、改善しない場合は自己判断をやめ、早めに皮膚科を受診しましょう。正しい診断が、早く治すための第一歩です。
2026.07.08